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熱中症について

※チャリ部HPにあった「熱中症」のコンテンツを移動しました。

はじめに

私たちは、自転車で旅をするという活動をしています。それは、外での活動を主にしているということですね。もうすぐ合宿ですから、旅に出て行く方も大勢いると思います。最近、自転車に乗っていて熱中症になってしまった方もいました。ホームページ大臣としてもいろいろと考えていまして、そこで、今回このようなコーナーを作ってみました。すこしでも参考にしていただき、安全なサイクリングができるようになっていただければと思います。

熱中症とは

熱中症には、いろいろと分類があるようです。(ここでは、そこまで詳しくはやらないので、興味のある人は調べてみてください。)ですから、熱中症の症状にはいろいろとあります。軽いものから四肢の筋肉などの痛み、痙攣・めまい・疲労 感・頭痛・吐き気。重くなってくると、失神・吐き気・嘔吐・過呼吸・ショック症状などがあります。最悪の場合、命にもかかわるので気をつけなければなりません。熱中症は、体の中の熱、体の外の暑さによって引き起こされる体調不良と考えることができます。(冬でも場合によっては熱中症になることがあるそうです。)

これから、前ツアー、合宿、後ツアーとなっていきます。そこでは、何人かのグループで走る人もいますし、ソロツアーもする人もいます。ソロツアーをする人は、誰も頼れる人がいないわけですから、自分の体調をしっかり管理しましょう。グループの場合は、少しは気が楽になるかもしれませんが、せっかくの楽しい思い出が台無しになってしまいます。ソロの人もグループの人も、これから紹介する、予防法を読んで自分の体調管理をしっかりしましょう!

熱中症になりやすい?

熱中症になりやすい状況を紹介します。

体調不良のとき
体の不調は、熱中症を引き起こしやすいといわれています。風邪をひいているとき、腹痛や下痢、疲労、二日酔いなど。体調が悪いときは、無理をしないのが一番です。「今日のノルマは走りきるんだ!」なんて無理しちゃだめです。みんなと、元気に再会することが大切なんです。

睡眠不足のとき
睡眠不足は、やはり、体にとって良いわけがありません。睡眠不足は、熱中症を引き起こしやすくなるだけでなく、集中力も低下しますし、疲労もたまりやすくなっていきます。自転車って、チャリ部の皆さんならもうわかっていると思いますけど、結構眠くなります。それで、実際に事故に遭っている人もいますので、睡眠をしっかりとって毎日元気に走りましょう。「昨日眠れなかったよ」な〜んて時は、あまり無理しないことが大切です。

怪我、故障があるとき
体の不調は、熱中症を引き起こしやすいといいました。怪我、故障も、体にとっては大きなストレスです。ストレスがたまっていけば、体調も悪くなります。気をつけましょう。


かかりやすい人
一度かかったことのある人、体力に自身の無い人、練習が不足しているひと、暑さに慣れていない人、まじめな人、我慢強い人、ネガティブな人等

その他気象条件など
前日までと比べ、気温が上がったとき、湿度が高いとき(気温がそれほど高くなくても、かかりやすくなります。)、アスファルトの上での活動(まさにチャリ部ですね)、出発したばかりの日(まだ体が慣れていないからです)、旅が終わりに近づく頃(集中力が切れがちになるからです)


熱中症の予防法


 1.水分をしっかり補給しよう!

運動すると、汗をかきます。汗をかくと水分がどんどんと無くなっていきます。なくなった分の水分を補給しなければ、当然干からびます。しっかりと水分補給をしないと、熱中症の症状が現れ始めます。

「じゃあ、水分を取ればいいんだね!」というわけにはいきません。汗をかくと、水分だけが奪われるわけではありません。塩分をはじめ、ミネラルも失われていきます。(まあ、これは良く知られていることだと思いますが・・・)

実際、僕は過去の7月月例で、ケチって水だけを飲んでいたら、熱中症にかかりそうになりました。さらに、眠くなって電柱へ・・・ガシャーン。休憩したところで、スポーツドリンクを飲んだら復活しました。それ以来、スポーツドリンクをケチることはなくなりました。

さて本題に戻ります。スポーツドリンクは、失われたミネラルを吸収しやすいよう作られています。自転車など、運動しているときは、一時間当たり500mlから1000mlを少しずつ飲むのが効果的だそうです。


チャリ部でのクラブラン。50分走って10分休むのが大体の基本になってますね。「あ゛〜のど渇いた〜、何でうまい具合に信号青になるんだよ!だれか、パッキングミスで止まんないかな〜」なんて考えたことありませんか?こんな状態じゃ水分補給も難しいでしょう。走りながら飲むのは危険なのであまりよくないですけど、なかなか止まる機会がなくて水分補給できないこともあるでしょう。それも逆に危険です。ボトルを使ったり、ペットボトルのキャップだけを交換して、走りながらでも飲むことができるようになります。そういう工夫も大切ですね。

 2.服装に気をつけよう!

服装も予防法の大切なひとつです。吸湿性、通気性の良いものを選びましょう。また、白っぽい服のほうが良いです。暗い色だと熱を吸収してしまいます。また、ヘルメットが面倒だからとしないのは良くないです。頭を直射日光から守るためにも、帽子などをかぶることが大切です。

 3.無理はしない

熱中症を防ぐには、無理をしてはいけません。少しでも、体調に変化を感じたら無理をせず休むことが大切です。特に、前で紹介した症状が出たらすぐに休むなどしてください。(詳しくは次項で)


もしも起きてしまったら

もしも熱中症になってしまったときの対処法を紹介します。症状が現れたら次の行動をとりましょう。

  1. 日陰の風通しの良いところで横になる・涼しいところで休む。(このとき、衣服を緩めるようにしましょう)
  2. スポーツドリンクなどを飲み水分補給をする(ただし、冷たいものを大量に飲むと胃に負担がかかるので良くありません。)
  3. 体を冷やす。体の冷やし方としては、霧吹きなどで全身に水を浴びる(霧吹きが無いときは水を口に含んで吹きかけるなど)。一気に水をかけるのはショックが大きく良くありません。冷たい缶ジュースなどを、わきの下など動脈が集中する場所に当てる。
  4. 救急車を呼ぶ。やはり、自分たちだけでは対処できないこともあると思います。自分たちだけでどうにかしようと思わず、専門家に任せたほうが良いでしょう。1〜3は救急車が来るまでにできる応急処置だと考えてください

自分で、「やばいかも」「おかしいかも」と思ったときには、もう遅いということが多いようです。予防をしっかりして、たくさんの思い出を残してくださいね!

最後に

いよいよ夏本番!皆さんそれぞれの旅が始まろうとしてます。事故とか、病気とかあったらすべてが台無しです。今紹介した熱中症予防だけでなく、事故対策などできることはしっかりやって、今しかない夏を思う存分楽しみましょう!そして、後期には、それぞれ成長した姿で会いましょうね!

熱中症についていろいろと書いてきましたが僕は工学部であまり詳しくはありません。なので間違っていることを書いているかもしれませんが、少しは役に立つと思います。もっと知りたいという方は、調べてみてください。インターネット上にはたくさんの情報があります。


最終更新時間:2008年03月31日 11時20分13秒